みなさま こんにちは
5月に入り新緑がまばゆく感じられるようになりましたが、
まだ朝晩は肌寒いですね。
さて、ある飲食クライアント様との話です。
当方とは特にお取引のある方ではありません。
お話の中で以下の指摘がございました。
【なんでお茶みたいなパフォーマンス力のない商材を扱ってる?】
その時はこの言葉を飲み込みましたが、正直気分が滅入りました。
最近の風潮ですね、一気に拡散出来てしまう訴求力高い商材が
とみに重宝がられる時代。SNSの一枚の写真から発せられるパワー、
もちろん重要なファクターではあると思います。
BtoBメインのお茶屋の意地という訳ではないですが、
この方は食材の本質を見抜けるとは思えない、
そう思ってしまいました。
とても見た目鮮やかで、写真映えし、手に取りたい、そういった商材が
取り上げられ話題を呼んでいきます。
悪い潮流ではないと思うのですが、えーと思うような品質の商品が
着飾られることにより必要以上に付加価値がつけられる。
個人様の購入なら分かります、
どこに価値を見出だされるかは個人それぞれです。
飲食業態の中での様々なスタイルによる所かもしれませんが、
安かれ悪ろかれのスタイルでなく、一定の対価を頂戴するのなら、
自らが本当に美味しいと思える食材を提供できないと・・
と再考した次第です。
![01_img001](https://www.sanmoat-hori.com/60015915/wp-content/uploads/2016/05/01_img001-300x163.jpg)
一杯のお茶にはいろいろな思いが込められています。
産地やファクトリーで製造に携わった方、物流にかかわった方、
そして我々販売側。
みなさまに少しでもお茶を通じてよりよい時間を
過ごしていただくために、
微力ではありますが頑張っていきたいと思います。
サンモート